7年間、原付(50cc)で通勤していたのですが法定速度(時速30km)に限界を感じ、
原付2種への乗り換えを決意しました。
以下は教習所に通い、バイクの免許を取得するまでの記録になります。
きっかけ◯通勤の手段を原付から原付2種にしたかった。
◯クラッチ付きのバイクに乗る体験をしてみたいと思った。
◯何か新しいことに挑戦してみたくなった。
結果(得たもの)◯普通自動二輪免許
◯バイクに乗る楽しさ
◯安全運転のための知識
◯何かを学ぶのに「遅すぎる」ことはないと学ぶ
(同時期に英検2級を取得し、現在も英語学習を継続中)
かかった時間教習所に通い始めてから2か月半で卒検合格
1段階で11時間
2段階で12時間
卒検3回(2度落ちた)
計26時間(卒検含む)
教習は仕事帰りの平日を中心に。
卒検は土日。
これから教習を受ける人へのアドバイス◯半クラッチの感覚をつかむこと→これがバイク教習の最大のポイントかも。
◯立ちゴケ、走行中の転倒など、路上ではできない失敗をできるのが教習所。
たくさん失敗し、失敗から学ぶこと。
◯「みきわめ 」「卒検」でうまくいかないことがあっても、
「教習所で多く練習できた分、安全運転への意識が高まる」とプラスに考える。
◯早い段階で卒検のコースを覚えること→検定時の不安が減ります。
(2段階になる前に入手し、コースを覚えておくとよい)
乗りはじめて1年後に感じているバイク生活のよいところ◯人生の楽しみが一つ増えた感じ
◯どんなに仕事で疲れていても、バイクに乗ることで気分転換ができる。
◯バイク乗り同士の会話が楽しい。→バイク仲間
◯次に乗ってみたいバイクについて考えている時間が楽しい。
◯新しい道を発見する機会が増えた。
教習所での学びの記録1段階
1時間め◯サイドスタンドのもどし方、かけ方
◯センタースタンドのもどし方、かけ方
◯倒れた車体の起こし方
◯計器類の説明(ライトスイッチ、スタータボタン、キルスイッチ、ウインカースイッチ)
◯距離感の取り方→普段原付で車の後ろを走っている位置は近すぎることが判明。
◯エンジンのONとOFF
クラッチレバーをいっぱいににぎる→スタータボタンを押す
ギアがニュートラルの場合はクラッチを握らなくてもエンジンはかかる。
同様に、ニュートラルではサイドスタンドを立てた状態でもエンジンはかかる。
スタータボタンを押してもエンジンがかからない場合は、
・クラッチをしっかりにぎっているか
・サイドスタンドがもどしてあるか
の2点を確認すること
◯ステップに土踏まずをのせること→安定した姿勢
◯つま先はまっすぐ前方
◯半クラッチで前に進む、戻る→くり返し練習
◯チェンジペダルの仕組み→発進時は一回踏んでローに入れる。
◯加速チェンジはつま先で上に上げていく。2→3→4→5
◯コース周回。→加速チェンジと減速チェンジ
2時間め◯発進の仕方
・クラッチを切る
・ローギアに入れる
・アクセルグリップを回し、エンジンの回転を上げる。
感覚で身につけるものだが、目安としては2000〜3000の間くらい
・クラッチを徐々につなぎ、半クラッチにする
・半クラッチの状態で車2台分くらい出る
◯指導員と並んで発進、停車の練習
・同じタイミングで発進、停車できるようにする。
◯カーブの入り方・出方
◯スムーズな加速チェンジのために ギアを上げる前にアクセルを戻す
◯クランク
◯一本橋
◯乗車時の目線について
◯8の字
◯減速チェンジ→アクセルを戻してからクラッチレバーを握ってシフトダウン
◯停車の直前にローに入れる。
◯下半身を使う
◯連続進路転換
→曲がる前にアクセルをもどし車体をバンク→曲がった後、アクセルを回し、車体を起こす
◯停車直前にギアをローに入れる。停車時に右足はつかない。右足はリアブレーキを踏む。左足をついて止まる。
3時間め◯スムーズな発進のために
・半クラッチから出るときにアクセルが弱すぎてもダメ
・ちょうどよい音がある。
◯坂道での発進
・アクセルをやや強め
・リアブレーキをしっかり踏む
・半クラッチで下がらないポイントをみつける。
・クラッチレバーをゆっくり離すように注意する。
◯乗車姿勢
・つま先がまっすぐ前を向くように
◯一本橋
・半クラッチや断続クラッチで微速を保つ。(レバーを握りすぎない)
・ニーグリップを確実に
・ハンドルでこまかくバランスをとる。
・7秒以上で渡る
・ブレーキは後輪のみ前ブレーキを使うとバランスを崩す
・ステップにしっかり乗る
✳︎バイク の操作で「何かをしてはいけない」という場合、必ず理由がある。
◯バンクのさせ方
・ハンドルを使って曲げようとしてはいけない
・車体を傾ける
・ニーグリップをしっかり行い、下半身を使う
坂道発進のとき、半クラッチができていないところでクラッチレバーを離してしまいエンストした。
①リアブレーキをしっかり踏む
②アクセルをあけて回転数を保つ。
③クラッチレバーを少しずつゆるめて半クラッチの状態にする。
④クラッチをゆっくり離しながらアクセルをあけて発進。
4時間め◯短い距離でのギアチェンジの練習→ローで発進→2速→ローに落とす→停車
✳︎シフトチェンジでクラッチを握る前に、アクセルをしっかり戻すこと
◯長い直線でのシフトアップ
→2速から3速へ→カーブ直前でアクセルを戻し、2速にシフトダウン
◯エンストが多い→アクセルを恐る恐る開けるから+クラッチを急に離すから
半クラッチでギアがつながったら、車2台分くらいは半クラで出て、アクセルをあける。
◯ウインカーの出し方→曲がる30m手前
◯車線変更→変える3秒前、ミラーで後方を確認
◯急なカーブ→カーブの手前でしっかり減速 シフトダウン
◯シフトダウンは速度を十分に落としてからクラッチを握りギアを下げる
5時間め →追加教習決定◯発進時にエンストしてしまう理由
・発進時、タコメーターを見ない。半クラッチで車が動き出す感覚をつかむ。
・半クラッチのところから、アクセルをあける直後にクラッチをゆっくり離す。
◯ニーグリップができないと、うまくバイク操作することができない。
◯一本橋に乗るとき、勢いが大切。
乗ることができたら、半クラッチとリアブレーキ、ハンドルの操作でバランスをとる。
◯8の字、S字、クランク、スラロームは2速で入る。
スピードを落としたときは、半クラッチをうまく使ってエンストしないようにする。
◯視線を常に遠くに置く。→スキーと同じ。
◯下半身の動きを意識する。上半身の力を抜く。→スキーと同じ。
◯爪先がいつも真っ直ぐ前を向くように。
◯一本橋で進むとき、両足はステップにしっかり乗せる+ニーグリップ
今の自分の課題は、
①スムーズな発進(坂道発進でも絶対にエンストしない)
②ニーグリップを意識した乗車姿勢
6時間め(追加教習)◯乗車姿勢→とにかく爪先をまっすぐ前に向ける。左足はチェンジペダルの上、右足はブレーキペダルの上にのせる。
◯チェンジペダルはローから踏んでもローのまま。
◯発進時の半クラッチの位置を覚える。
◯目線を遠くに置く。
◯安全確認を早めに、目視もしっかり行う。→公道をイメージして走る。
◯スラロームコース内ではクラッチ操作はしない。
◯低速を維持する場合は、クラッチ操作とリアブレーキの操作が必要。
◯一本橋は、まっすぐに橋に乗れば問題ない。勢いが大切。一度乗ったら、クラッチとリアブレーキで速度を調節し、ハンドルでバランスをとる。渡り終えたら停止、安全確認。目視をしっかり行う。
◯加速チェンジも減速チェンジも、アクセルを戻してから行う。
基本は、
①ニーグリップ+つま先はまっすぐ前向き
②半クラッチ
③目線は遠くに
7時間め シミュレーター教習 必要なもの
・教本
・免許証
・長い靴下
・手袋
シミュレーター
バイク を操作した結果がスクリーンに映し出されるようになっている。
発進時の半クラッチ、走行中のシフトチェンジ、ブレーキなど実際のバイク と同じ操作を行う。ニーグリップをしてバイクをバンクさせることもできる。
◯直進しながら速度を上げていく。
時速70キロになったところで、右からトレーラーが目の前に出てくるので、急ブレーキをかける設定
1回め→止まれずに激突
前ブレーキの効かせ方が甘い。
2回め→滑って転倒
前ブレーキを効かせすぎてタイヤがロックされてしまった。
3回め→リアブレーキだけで止まる
ブレーキが全く効かず激突
4回め→しっかり止まることができる。
前輪と後輪のブレーキをちょうどよく効かせることができた。
5回め→ABSがついたバイクの急停止
両方のブレーキをおもいきりかけてもタイヤがロックされずに止まることができる。
ただし、ABSのついていない場合よりも完全に止まるまでの距離が長くなる。
◯路面が濡れている場合の停止も行った。
◯スピードをどんどん出している状況で、横からの強風に煽られる状況も体験。
◯見通しの悪いカーブを曲がり切る限界の速度で回る。
曲がり切った直後に、前方を塞ぐトレーラー。急ブレーキをするも衝突を避けられず。
実際に同じことが起こったら無事では済まされないケース。即死かも。
◯限界ギリギリの速度でコーナーを曲がり切るようなバイクの楽しさもある。
しかし、カーブは曲がりきればよいというものではない。
自分の技量に合った、急なアクシデントにも対応できる速度で曲がることが大切。
8時間め これまでに学んだことを全て使ってコースを走る。
◯発進時
右手アクセル 左手クラッチ 右足リアブレーキ
リアブレーキをしっかり踏んでおくこと。
半クラッチの状態をしっかり作り、徐々にクラッチを離すようにする。
◯左側を走行する。
右折のときは、ウインカーを出して中央に寄る。
◯バイクのスラロームは、スキーの動きと似ているところがある。
特に視線の置き方。最低でも3つくらい先をみる。上手い人は、どこを通過するのかイメージがある。
自分の走行ラインが見えている。
◯クランクを出た後の左折で膨らむ
→低速で左折した後にアクセルをあけるようにする。
曲がりながらアクセルをあけると、曲がり切る前にバイクが起きてしまうため膨らんでしまう。
◯一本橋は停止線よりも余裕をもって前に止まったほうが入りやすい。
◯時速20キロ以上のスピードが出ている状態から減速する場合は、ブレーキは前輪も後輪も同時にかける。
◯坂道発進で失敗しないために
・リアブレーキをしっかり踏む
・アクセルを平地よりも多めにあける。
・半クラッチの状態をつくる。
・車体が前に出ようとするのを感じてからリアブレーキを離す。
・車体が前に動き始めると同時にクラッチを徐々に離すようにする。絶対に急に離してはいけない。→エンストしてしまう。
・半クラッチのまま進むくらいの気持ちでよい。
◯長い直線からカーブを走る際のシフトチェンジ〜シフトダウン
1速で発進→リズムよく2速、3速に上げていく→カーブに入る前にアクセルを戻す。
その後、両ブレーキで十分に減速する。→2速にシフトダウン。
→コーナーを曲がる。この操作を一連の動きの流れでできるようにイメージする。
9時間めAT車(シルバーウィング400)での教習
乗り心地は最高。
◯オートマチック車の特性
・エンジンブレーキの効きが悪い。→ブレーキでガタガタせずスムーズな停止ができる。
・低速で進むことが難しい。
・前輪と後輪の距離が長い。→小回りが難しい。
・車体が大きい割に小回りが効く理由は、タイヤが小さいから。
・運転姿勢が楽。
・エンジンは3000回転くらいで、車が前に出ようとしてきた。
・かなり車体が重く、取り回しが難しい。
10時間め 1段階みきわめ不可◯アクセル操作が荒い
→最初にあけすぎるのは✖︎
半クラッチの状態で発進してから徐々にあける。
◯後輪を狙ったところで止める。
→後輪の位置をつかむ。
◯エンスト
→「早く発進しなくては!」と慌てるのが原因。慌ててクラッチを早く離してしまう。
どんなときもクラッチはゆっくり離す。
◯減速チェンジ
→カーブの前でアクセルを戻す(エンジンブレーキ)→前・後輪ブレーキで十分に速度
落とす→2速にシフトダウン→コーナーを曲がる。
◯クランク
内輪差を考えて外側寄りを走行する。
直線部分でできるだけ外側に寄る
◯走行時の視線
スラローム:直線的に
その他:できるだけ遠くを見る。進行方向に向ける。カーブでは、カーブの先を見る。
視線は行き先に向けるのが基本。(スキーと同じ)
◯低速での断続クラッチ
クラッチレバーをつながるかつながらないかのところで細かく調節
クラッチを握りすぎない
◯中腰の姿勢での走行
バランスよくステップに乗る
◯S字、クランクの出口
安全確認をしっかり行う。→右から来る場合に特に注意。遠くまで視野に入れる
◯S字コース
バンクさせる時は速度を落とす。車体を起こすときは加速。
細やかなアクセルワークが不可欠
◯一本橋
停止線の前で車体をまっすぐに向ける。
停止時に車体が曲がってしまった場合は、勢いよく発進し橋に乗ることを意識する。
11時間め 1段階みきわめ 可◯発進後、クラッチとアクセル、リアブレーキを操作しながらゆっくり進む練習
◯クランクのコツ
→視点を定める。目標とするパイロンを見る。(2箇所ある)
◯坂道発進
→半クラッチで進まなかったのは、リアブレーキの踏み過ぎ
→半クラッチになったところで、リアブレーキをゆるめ、アクセルを少しあける。
◯一本橋
→体を上下させられるくらいリラックスして進む。
◯ゆっくり進むためのコツ
・リアブレーキを使う
・半クラッチの状態であればアクセルをあけてもスピードは出ない。
2段階
1時間め シミュレーション教習◯信号での右左折は徐行(10キロメートル以下で)
◯実際に道路を走る際の注意点
・ウインカーを出すタイミング
・右ウインカーを出してよけた後、もとの車線に戻る時は左ウインカーを出す
◯進路変更時、右左折時の目視の意味
・サイドミラーは真後ろの確認
・目視は横を確認
2時間め◯卒検のコースを覚えること
◯右折のときは、あらかじめできるだけ道路の中央に寄ること
◯ミラーでの後方確認、目視による側方確認。
◯急制動
・前の人がいなくなってからスタート。
・3速40キロまでスピードを上げて、目標のところまで来たらすばやくアクセルをもどし、
前・後輪ブレーキを同時にかける。
・停止後、発進する前に、右ウインカーを出し、後方の安全確認を必ず行う。
3時間め◯カーブの安全走行
・時速20キロでコーナリング走行→余裕
・時速30キロでコーナリング走行→膨らんでしまう。
→安全な速度でコーナーを走る。カーブの手前で十分に速度を落とす
◯信号のある交差点での右左折
・30m手前で合図
・右折のときは中央に寄る。
・左折は交差点の側端に沿って曲がる。(右ふり❌)
◯坂道発進
・リアブレーキ
・1速で半クラッチ
・半クラッチからアクセルをあける。リアブレーキを離す。
落ち着いて手順をふめば確実にできる。とにかくリアブレーキを踏み忘れないこと。
右手はアクセルに集中する。
◯踏切
・通過後右折する場合 →中央に寄って停止
・通過後左折する場合→左端に寄って停止
→どちらの場合も、ウインカーは踏切前で停止してから出すこと
・踏切内でギアチェンジをしない
・通過前に目と耳で安全確認。→遠くまで何度も見る。
4時間め◯回避
・バイクでは突発した緊急事態に対して急な回避が難しい。
・指示された方向がどちらなのか、一瞬迷って操作が遅れた。
・予測していても難しい。→急な事態での回避は、たいへん難しいということを体験した。
◯急制動
・ブレーキは前9 後ろ1
・定められた範囲内で安全に止まる。
・目標のパイロンに前輪がかかったところでブレーキ
・ブレーキの前にアクセルを戻す
5時間め◯卒検のコースをしっかり覚える
・コースは各ポイントの順を確実に覚える。
◯状況に応じて速度を変えて走る
・右折、左折→徐行
・見通しのよいところで前の車を追い越す時
◯急制動
・「急制動で最も大切なことは速度」
・どこでアクセルを戻すか、しっかりイメージすること
◯スラローム
・インターバルが不規則でも対応する→リズムの変化を意識する
・スキーと同じ→2つ先のパイロンを見ると余裕がある。
・ニーグリップをしっかりすると、バンクさせやすくなる。
◯一本橋
・橋に乗ることが最も大切
・乗ってからリアブレーキと半クラッチ操作で速度を調整
・ハンドルを柔らかく使いバランスをとる。
◯1段階ではバイクという乗り物の特性と楽しさを、2段階ではバイクで公道
を走ることの厳しさを学んでいる。
6時間め 追加教習決定同時に教習を受けた3人とも追加になった。
焦る必要はない。自分の現在の技能に応じた安全運転を心がけること。
◯一本橋
・落ちることはないが、もっと速度を落としたい。リアブレーキとクラッチを使う。
◯スラローム
・ゴールの後、すぐにハンドルを右に切ってしまう。
→少し直進してから停車すると、余裕をもって止まることができる。
◯低速での小回り
・半クラッチ、断続クラッチを駆使して移動できるようにする。
・低速を維持できずに、小回りのときに地面に足をついてしまった。
◯合図を出すタイミング
・早すぎても遅すぎても❌
◯走行位置
・キープレフト
・どのタイミングで寄せるのか
・カーブや右左折ではどこを通ればよいか
◯余裕のない運転
「前の時間にコースを覚えることの大切さ」を教わった。
→コースが頭に入っていると、次の動きがわかる。
→運転に心理的な余裕が生まれる。
→落ちついてバイクを操作できる。
◯精神的な弱さ
・一度ミスをしてしまうと、動揺して別のミスをしてしまう。
・1回のミスは、検定では「減点」に過ぎない。→大切なことは最後まで安全運転をすること。
◯急制動
・早めに40キロ以上の速度をつくる。
・パイロンの手前で完全にアクセルを戻し、前輪がパイロンに並んだところでブレーキに集中する。
・前輪と後輪を同時に踏む。
・停車時にエンストしてもよい。
・安全に止まることが重要。
・「急制動で最も大切なのは速度」
7時間め(追加教習のため前回と同じ内容)→さらに追加決定①一本橋→②スラローム→③クランク→④S字→⑤坂道→⑥急制動
の順に走った。
◯急制動
・直線でしっかり40キロ以上の速度をつくる
・1速で20キロ→2速にする→30キロで3速にする。
・1速でしっかりスピードを上げてからシフトチェンジ
◯安全確認
・右からの車をまず見ること
8時間め(追加教習のため前回と同じ内容)一本橋→スラローム→S字→クランク→坂道発進→急制動の順でコースを走る。
◯急制動
前回教わったシフトアップのやり方→一速でしっかり速度を上げてから2速にする。
慌てずに3速に入れることができた。
・できるだけ早く40キロ以上にする。
・パイロンに入る前にアクセルは完全に戻す
・パイロンに前のタイヤがかかったと同時に前輪・後輪ブレーキを同時にかける。
・エンストしてもよい。
・ブレーキと同時にクラッチを握らない。クラッチは停止後に握る。
・停止時に視線を落とさず、前方に向ける。
・指示速度を保つ
◯合図消し忘れ
・右左折の後、ウインカーを切り忘れる
・30メートル手前でしっかり合図を出せるようにする
・コース内でどこからどこまでがどれくらいの距離なのか、頭に入れる
・一本橋、スラロームでは合図は必ず消す
◯クランク
・左折で入るとき(1号コース)は、十分に速度を落とし低速ギアで入る
・曲がるときの内輪差を考えて外よりを走行できるようにする
・直線部分でできるだけ外側に車体を寄せる
9時間め(セット教習 2時間続き)1時間めは、シミュレーターに乗り危険場面を体験(教習生3人)
2時間めは、各自の運転を客観的に見ながら、危険を予測した運転についてのディスカッション
◯シミュレーターで見た 自分の運転について
・ギアが何速に入っているかわからなくなる。
・右折のとき、中央に寄っていない
・交差点の徐行ができていない。平均速度19キロ
・状況を把握する
◯交差点
・大型トラックの横について停車した場合→左折で巻き込まれないように注意
・大型トラックの横についた状態からの直進→右折の対向車に注意
◯右折時
・大型車のかげからバイクが来るかも…
・交差点のすぐ内側を通る
・横断歩道の歩行者に注意(目視)
◯左折時
・右折してくる対向車に注意
・横断歩道の歩行者に注意(目視)
・右からの車に注意(目視)
◯見通しの悪い交差点
・見える位置までそろそろ進む
・上体を前に倒してのぞきこむ。何度も左右を確認。右から。
・交差道路の交通に気づかれるように「自分を見せる」工夫も必要
◯出合頭事故の防止
・「自分のほうが優先だ」❌
・「交差道路は一時停止になっている」❌
→相手のミスを予測した運転をする。
◯「かもしれない」という意識
・停車中の車のドアが急にあくかもしれない。
・停車中の車のかげから急に飛び出してくる子がいるかもしれない
◯二人乗り運転
・同乗者は密着せず、離れすぎず適度な間隔をとって座る
・急発進や急加速❌
・減速はゆるやかに
10時間め みきわめ→可 2段階のみきわめは、一発でOKが出た。
今日の教習では、これまでずっと苦手だった坂道発進を重点的に扱ってもらった。
それ以外の操作については、卒検で合格できるレベルに達している。
現時点での課題(本番でミスの可能性が高い)
★坂道発進
★走行位置、右左折合図のタイミング等
★急制動
★ウインカーの消し忘れ
★右折時にセンターラインに寄ること
合格点の項目(最低ライン)
☆S字
☆クランク
☆一本橋
☆スラローム
一つ一つの手順を確認しながら、落ちついて運転すること。
卒業検定 不可みきわめ時に課題としていたことで達成できたこと
☆坂道発進 一発でクリア
☆右折時にセンターラインに寄ること
みきわめ時の課題で、検定でもできなかったこと
★走行位置
★右左折の合図のタイミング
全体をふりかえって
◯発車時
・右に出る時にウインカーを忘れた。
◯右折時
・最初の直線から右に寄るときの合図のタイミング❌→30メートル手前で寄る。
◯右左折終了後のウインカー消し忘れ
・数回あった。
・卒検コースの経路図を見て、どのあたりで合図を出すか、消すか確認する必要がある。
・安全のために必要な合図のタイミングは間違えてはいけない。→事故につながる。
◯指示速度が出せていない
・急制動はブレーキの目印のパイロンの手前で確実に40キロ以上を出す。
・アクセルを完全に戻し、余裕をもってブレーキを踏むようにする。
11時間め 卒検不合格の補習卒検コース2つを覚えているため、
2つのコースを自由に走らせてもらった。
どちらのコースも滞りなく走ることができた。
クランク、S字は問題なし。
急制動の指示速度も問題なし。
早めに指示速度をつくり、パイロンに入るまでにアクセルを戻す。
パイロンに入った段階でブレーキ。→安定して止まることができた。
◯交差点に入るときの安全確認をはっきり行う。→顔を動かす。
◯踏切内で絶対にエンストをさせてはいけない。→半クラッチで慎重に。
◯坂道はアクセルを4000回転くらいまであけ、半クラッチにする。
そこからさらにアクセルをあけ、リアブレーキを少しずつ離して発進。
クラッチレバーもゆっくり離していく。
卒業検定 2回め 不可❌雨天の急制動で、転倒してしまった。検定中止。
最後の最後で悔しい結果となった。
原因
滑る路面で、前ブレーキを強くかけ過ぎた。→少しずつ握り込む意識が必要
12時間め 卒検不合格の補習急制動を重点的に練習させてもらった。
◯急制動は「急ブレーキ」ではない。指定された区間で安全に止まる練習。
→徐々にブレーキをかけていく。少しずつブレーキバーを握っていく。
→リアブレーキも少しずつ踏んでいく。
前半「それを雨天時にやったらコケてしまう」という止まり方が続いた。
教えてもらった練習法
11メートルよりも制動距離を伸ばし、決められたラインでぴったり止まる練習。
ラインに合わせて、徐々にブレーキを効かせる。最後にラインに合わせて止まる。
これを2回ほど。その後、同じ感覚で急制動を行う。
じわっと止まる感覚がつかめた。
天候に関係なく、急制動で安全に止まる感覚をつかむことができた!
指導員Y氏「受かりそうだよ。受からないことに責任感じちゃうなあ。」
指導員S氏「いい経験になったと思いますよ。」(雨の急制動で転倒したことを伝えたとき)
二人の言葉を励みに、3回めの卒検に挑む。
卒業検定 3回め 合格3度めの受験にしてようやく合格。
前回の補習のおかげで最後の急制動も安定した停止ができた。
路面が濡れていたため、検定時の制動距離は11mではなく14mに設定されていた。